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テレフォン人生相談

2010年9月21日 テレフォン人生相談

パーソナリティ 児玉清

相談者62歳女性
主人68歳
2人くらし

娘のこと
娘既婚38歳、旦那39歳
連れ子と結婚した
連れ子12歳男の子、9歳の女の子
いずれも旦那が連れてきた。

2年半前に結婚

主人の仕事は公務員
結婚した当時はご主人の両親と半年同居
転勤になり300km離れて移ってから
電話も度々していたが
子供の話をきいてないと


運動会に行って分かったが
9歳の子供の額を叩いていた痕が残っていた
孫にどうしたの?ってきいたら
目に涙を浮かべてじっと私の目をみている。


それでお母さん帰ってきたら、黙って目に涙を浮かべて視てる
お母さんが叩いたならおばあちゃんが謝るからねといったら
うんと頷いた

それで時間経ってから
離れた所にいた娘に
「どうして そんな手をあげたの?
お母さん育てる時に手をあげて育てたかい?」ときいたら、
娘「私だっていっぱい我慢してきた」怒鳴るように

娘は言葉の使い方がすごい悪い
興奮したように
これじゃ話にも何もならないな、と
「子供の時に何を我慢してたの?」
と訊いたがその場には
むこうのお父さんもいたしうちのお父さんもいたので
声たてると孫に聞こえるからやめた

孫は何か一言お母さんの声聞こえるとおどおどしてる
動きがとれないみたいに
自分で考えてものができないから怒ると 娘はいう
余計に孫は怯えて何もできなくなる、娘が声かけただけで。

娘は躾だというが
前妻から甘やかされて育ったからだというが
単語的には口走るが、
私はそのままでいいのかな、と
おばあちゃんだから構わないで黙っていたほうがいいのか
見守っていたほうがいいのか
孫たちは懐いて、「おばあちゃんのところきたい」 という。

児玉:あなたはそんな育て方した?ときいたとき
娘さんが私だって我慢してた、と叫んだと

相談者:私に責任あるのかなと
私も話をしようとしたが子供もいたので、
なんとか日にちを決めていこうと連絡しようとしたら
娘から来ないでくれと。
娘は旦那と決めて話しあってるから、今決めごとをしてるので

児玉:どなる?
相談者:どなります話にならない

児玉:ご自分のお子さんはいらっしゃらない
相談者:いないです

児玉:つくらないの?
相談者:娘は今の子供にかけると。
児玉:そうなんだ、そういう気持ちなんだ

相談者:私もそういいましたし
子供2人育てたら幸せになれるよと

児玉:そういうこころのあり方は先方のお子さんにとって
こんな幸せなことはない
なにはともあれ、
あなたが口を挟むか挟まないかを含めて
こちらに幼児教育研究家の大原先生にきいてみますね。

回答者 大原敬子

こんにちは
あのですね
これ、これからどんどん誠意のつもりが
かえって悪くなるパターン


この話、お孫さんの話ですよね
今お母さんのとった対応は
お孫さんがあなたに告げ口をいって
こんな辛いことがあったんだよ、とあなたに助け船を求めた話


お嬢さんはかえって孫を疑うような形になって
あなたがそういう行為をしてる


こういう関係は
まずお嬢さんから相談きてない
ご主人さま(=婿)も何もおっしゃってない
あなたが可愛そうだという同情で言葉をかけた

大事なことはいいお母さん、いいおばあちゃん、かわいそうと
一瞬の感情であなたは行動にうつした


相談者:それは子供(=娘)にいわれました
大原:そうでしょう

大原:本来こういう時ルールがありまして、
義理の関係のときには

あなたがお孫さんと娘がうまくいってほしいとき、
あなたが取り持つときには

あのね、「○○ちゃん(=孫)が、お母さん怖いけど私よかったんだ
あのお母さん大好きだ」っていってるけど
結構あなた(=相談者の娘)は うるさいわよね

でも一生懸命 「おばあちゃん、あのお母さんと怖いけどいいんだよ」(連れ子の娘の発言)
言っていないんだけど
人間は第三者の口を通してきいた誉め言葉は気持ちいい

そうか、あの娘(連れ子の娘)は私(=相談者の娘)にああいうことしたんだけど
へえ、私の母(=相談者)にはそういうこといってくれたんだ
これ愛なんですね

あなたにとっては立派なおばあちゃんですよ
だめよ、ああいうことしちゃ(告げ口のような形にもっていくこと)
お孫さんにとっては最悪な状況

わたし(=相談者)はきいて、あの子(連れ子)がしゃべったのよといっても
娘はそうは受け取らない
あっちこっちに告げ口する子と判断する
表面的な同情はお孫さんを苦しめてしまう。

次の段階ですが
どんなことであれ、このお孫さんがどういう状況で
目をはらしてるか分からない。

お婿さんがいるわけですよね、
それをいってない
この嫁さん相当立場有利ですよね
そう思いませんか

相談者:帰ってから 電話したんですよ娘の旦那さんに
児玉:あ、そうなんだ

相談者:三度五度でお母さんと娘で話しあって
2回は怒って怒って話しはできない
1回はボクの話をきいてくれて
手をあげない、言葉遣いを丁寧にする
でもどこまで出来るかもわからないががんばる、
ということを娘がいったということはききました
児玉:あーなるほど、はい。

大原:お母様は本当に優しい方ですけど、
お母様は他人からよく思われたいおばあちゃんですよね?

申し訳ないけど
何故お婿さんに逆に娘さんの欠点をしゃべるんじゃなくて、
お婿さんにそれしゃべってしまったら もっと娘さんは立場が不利になる

あなたお嬢さんを別れさせたいの?
これ別れさせる形ですよ、実は

お母さんが口だすたびに
お婿さんは「あ、お母さんがそういったんだ」「そうですか」
お母さん、お婿さんが共同意識
お嬢さん浮いちゃってるんです

お婿さんから「こういうことがあったんですよお義母さん」
お義母さんが「そうなの申し訳ない」ならいいんです

おかあさんがお孫さんと同じように自分から電話してるんです
ということは、お嬢さんにとってはお母さんに対してすごい憎しみ持ちます
(児玉、うんうんうんうんと頷く)

ということは、
あなたはお嬢さんが結婚する前に
このようなやり方してたでしょ

お嬢さんのこころを汲むとかそれより前に
まず世間体とか、あなたが良いお母さんと世間から思われたい行動をするけれども
お嬢さんのこころは知ってない

相談者:それは言われました娘に
大原:そうでしょう?

相談者:私の事考えてない
子供の事ばっかり口にするってこのたび言われました

大原:お嬢さんからすると ほんとにこの人私のお母さん?と思う
分かります?
相談者:分かります
大原:好意ではないんです

相談者:言葉だけだからそういう風になりました

児玉:あなたの気持ちは分かるけれども懸命なやり方ではないですよね
大原:それから
いや、子供は産まなくて、今の子育てなさい
それを親から言われたら最悪なのよ
お母さんは娘さん信じていたんですよね
綺麗事でしょこれ

相談者:そうですかねえ、
大原:思いません?

相談者:子供みたときすごく素直ないい子だったので
大原:でもお嬢さんたちは?

相談者:自分も子供あまり大事にできないかもと娘はいっていた
大原:あのね、産んじゃいけないってお母さんからいってはいけない
ご主人=婿さまと娘さんの関係です、これは

大原:こういうひとつひとつを無意識にお嬢さんを束縛していた
相談者:そうですねえ。

大原:結婚してお子さんつくるの当然。
あなたの子供をつくったらダメよ、と
主人さまの姑から言われるのは分かる
実の親から子供つくったらだめよといわれたら、、、、
それは無いですよね。

相談者:大事にできると思ったので
そういう風ないいかたをしてしまった

大原:本当にお嬢さんのことを考えたらどうですか
相談者:考えたつもり思ったんですが

大原:逆にいえば 子供作りたいけど我慢してる?分かる
好きな人と結婚したんだもんね、なら分かる
作ったらだめと言われたら
この母親なんだろ?って思う
分かりますか?
相談者:分かります

大原:お嬢さんがぎゃーぎゃーお母さんもうそばに来ないでって気持ち分からないでもない

もしできたら、
これからお母さんがなさることは
結婚できてあなたのやってることは幸せだったねってことだけはいつも頭にいれておいて
不憫とは思わないで

お嬢さんは全てわかって結婚していた
それをお母さんがじゃあ前のお子さんを、といわれたら
何のための結婚か分からなくなる

もしお母さんがお嬢さんの立場だったらどうですか?
相談者:思ったこともなかった。何か足しになったらとおもったので

児玉:うーん、いやあむずかしいね、人間のこころは
ボクなんかもね、お嬢さんが前の連れてきたお子さんを育てるのは
すごいなと思った
子供たちにとっては大変なことですよね
だけど自然な形で言えば
お嬢さんはご主人との間に子供があってしかるべきだと思う。


大原:女性が子供のいる男性と結婚するときは
綺麗事じゃなくて本当にその人の事が好き
その人が好きだからこそ、ついてるものもを好きになる
夫との関係悪くなったら私は何のために結婚したか分からなくなる

あなたはいいお婿さんでよかったね、といっていれば
その感謝の気持ちがあれば
お嬢さんは子供に目が行く

相談者:それは私は言ってる
大原:そしたら電話しちゃいけないの。お婿さんには

児玉:そうだね、うふふふ。そこですよね
大原:そうでしょ
相談者:そうですね

相談者:分かりました
大原:お嬢様こないでっていわれたときに
すぐ人間は良く思われたくて、
お母さんあなたの気持ちわかった、こうするね、と
すぐに答えを出して行動する人多い
もしあなたが ああ、そうかと思ったなら
一切動かないこと
児玉:そうね。まかせてそれは懸命な事ですよ。
相談者:良かったです
それを聞きたくかけさせていただいた。

児玉:よかったです。はい、お大事にどうぞ。

放送後の那須恵理子アナウンサーのナレーション
なお、人生上の悩みについて相談ご希望の方は
今日火曜日、明日水曜日の午後1:30から午後3:00まで
電話でのご相談をお受けいたします。
03-3211-3288
03-3211-3299
へお電話ください。
間違い電話の無いようにお願いします。



by telejin | 2010-09-21 12:40 | 家族関係

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