テレフォン人生相談

2010年10月29日 テレフォン人生相談

パーソナリティ:市川森一
 
相談者65歳男性
妻59歳
子供 息子2人(住んでるの妻と2人)

次男が去年の9月に協議離婚した。
次男は35歳サラリーマン
内々で話し合いで円満に
子供は、7歳長男 4歳長女
親権は2人とも相手の妻
親権にからめまして、養育費は契約を結び文書で取り交わした
そのほかに口頭で息子が月1回子供に合わせてもらえるという約束


私どもも初めてのことでどうしていいか わからないので
月1であったら逆に子供が混乱するのではないかとおもって
遠慮はずっとしていた。それが長引いて今回まで一度も会っていなかった
でもやっぱり今回会わせていただきたいなと思い相談者が
別れた奥さんにお願いしてみた。
娘につたえますという話だったが
その後すぐにうちの家内にメールおくってきて
子供たちも元気ですというメールの中に、実は私おつきあいしてる人がいる
かなり出入りしていると思うが、子供たちもなついております
将来どうなるかわかりませんがそういう風になついておりますので
お会いするのはしばらく我慢してもらえませんかと
いうメールが入った。


それに対しては返事してないですけれども
こういう問題はどうしたものかなと

市川:なかなかこれは、、、、
アメリカ映画みてるとこの辺はどうも法律的にきちっとなってるようで
時間まで決められて遊園地に連れて行って
帰りはちゃんと別れた奥さんが迎えにきて
子供もその辺なぜかきちんと割り切ってやってる
子供としては夫婦が別れても血は分けられないわけだから
お父さんお母さんのそれぞれのところに会いに行ったり
アメリカのホームドラマでは結構ありますよね。
そういう状況だけれども日本は割り切れない

多少わかりますだけにねえ
かといってこっちは父親だけにね
可愛い孫の顔をご相談者としてもたまにはみたい
相談者:息子は会いたい会いたいといってる
市川:こっちとしても我慢しなさいよとは言いづらい

どうしたもんでしょうか
ご専門家にうかがうしかありませんね
大迫恵美子先生に伺いましょう。

回答者:大迫恵美子(弁護士)

もしもしはいこんにちは
えーとですね本当に難しい局面ですよね
日本の場合は面接交渉権をみとめるという
考え方自体はもちろん日本でも浸透しているんですけれども。

具体的にはどういう形の面接交渉が一番いいのか
場合場合で曖昧な形で原則は認めるんだけれども
具体的には一件一件で考えていきましょうと
一件一件それがどういう事がいいのか
抽象的で曖昧でうちの場合どうなるかと
非常にそれは難しい話になるんです


基本的には子供のためと考えているんです
アメリカなんかの場合は基本は子供のため、と親の権利が強調されておりますのでね
この場合会いたいお父さんの気持ちも非常に重要視されるんでしょうけど

日本の場合は親よりも子供側から考えてどうかと判断のほうが。
相談者:私どもも孫の気持ちを考えるといかがなものかと今回相談を考えたんですけれど
大迫:ちょっとそのあたり、家庭裁判所の調停を利用して
調停委員を利用して調査官がいるこの人は裁判官ではないが心理学を中心に勉強している
そういう人に家庭環境の調査してもらいながら決めてもらうということができる

調停申し立てて面接きめるのがいい
その場合も一方的に家庭裁判所が決めてくれるわけではないので
こちら側がどう考えているのか、それから先方の意向がどういう意向で
どういう意味をもってるのか、そこは話し合いできめることになる
今のお話ですと下のお子さんまだ4歳
連れて行ったお母さんとしてはおそらく再婚を期待してるんだだろうが
お子さんと新しいお父さんとの間でおそらく養子縁組を今の段階で希望してると思う
新しいお父さんのもとで新しい家庭を作っていけるという期待が高まりますので。

もしそういう事をお母さんが頭の中で考えているとすると
やっぱり今の息子さんのことは子供には忘れて貰いたいと思ってるんだと思うんです
相談者:なんとなくそんな気がしてる
大迫:そのことがお子さんのためになるか
というのが考え方の別れるところだと思うんです

日本の場合
本当のお父さんだとおもって4人で暮らす事を
あながち否定されてないでしょ?
その方が子供にとっては一定の物心つくまでは言わずに済むと考える人もいる
そういう文化の中で新しいお父さんが居ながら、
前のお父さんとは定期的に会って
子供としてはあっちが本当のお父さんだとずっと考えてる
これが子供の幸せかどうかは やっぱり皆考え方がわかれると思う
裁判官、調査官、家庭裁判所でも違う
家庭裁判所でやればかならずこっちの結論が出てきますよとは言いづらいんですよね


で、しかもメールのニュアンスだとお母さんは再婚の期待はしてるが
本当にそうなるのかどうかも分からないし、
相手の人がそういう事を本当に受け入れるだけの気持ちに最終的になって
しかも長続きするかも分からない,今の段階で。

それがどっちかに決まるまで待ってくださいといわれても
なかなかそうするといつまでも子供に会わないでいると子供の気持ちが離れていきますのでね
特に4歳のお子さんは忘れてしまうと思う

あまりにも長く待たされるお話なら
こちらで調停を起こしてあうきっかけをつくる
結局2年もたってあれ、どうなったんだろう、うやむやになってるのは
あまりお子さんにとってもよくないと思うので


今、特に小さい年齢なので周囲の大人にとっても何が子供にとっていいのか
計りかねるところもがあるが
もう少し年齢いって15歳くらいなら
これはやはり本当のことを伝えるべきだと思うんです
いくら新しいお父さんと仲良くなっても
これが本当のお父さんだよ、と

その養育費もどうなるかわかりませんよ
養子縁組すると養親=新しい親が面倒みなきゃならなくなる
養育費を払わなくてもいい、といわれる可能性がありますのでね
相談者:今払ってる養育費なくなることですか?
払わなくてもよろしいということですか?
大迫:一般的には養子縁組すると縁組した親が扶養する義務がある
それが筋。法律上でも。
でも特別な事情があれば養育費を引き続きはらってくださいという場合もあるが
それはよほど普通じゃないので、
養子縁組したけど子供の面倒みないよということは
普通はできない。養子縁組するということは親になること。

相談者:もしこのことで私どももめるつもりありませんが
意見食い違いがあればこの場合も家庭裁判所ですか?

大迫:そうなんです。はい。
家庭裁判所というのは基本的には普通の裁判所と違って
いきなり判決で裁判所から一方的に命令を出すのではなく
まずその関係者で話し合いましょうという裁判所なんです
調停という手続きですけれどもそれをできるだけ利用して
感情的なるといけないので間に調停員の手助けを借りながら話をするのがいいと思います

これ先のことかもしれないが
もし本当に再婚するということになれば
これは、お子さんにとって大変な家庭環境の変化になる。
この場合に本当にそういう状態でいいのかどうか
きちんとみていかなきゃいけないわけですよね。

相談所:見ていくというのはわたしどもが
大迫:そうですよね。
関心を持ってる人、あなたの息子さん=父はその人は感心あるひとになる
そのときに面接交渉を絶っていると子供さんの環境の変化について目が行き届かない場合もある
そこは微妙なニュアンスで疑って見張ってるととられても困りますけど
最大の注意をはらってキャッチするには
たとえ月1でも会って、お子さんの口から訴えられたら
受け取る立場の人がいないとお子さんの行き場がなくなる
ちょっと心配しすぎかもしれないがそういうこともある。

再婚するならしょうがない、身を引こうじゃなくて
むしろ実のお父さんとして、最後の責任になってしまう場合でなっても
きちんと見守れる位置にいるということは大事なのでないでしょうか


市川:その場合も大迫先生がおっしゃるように一度お子さんにもあっておくと
いろいろ複雑だけれども必要だと思う。お子さんのことを思えば
相談者:よく分かりました。ありがとうございました。
市川:はい

放送後の那須恵理子アナウンサーのナレーション
なお、電話でのご相談は毎週火曜日と水曜日にお受けします
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by telejin | 2010-10-29 11:16 | 離婚

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